2020年に自社回線サービスを開始し、「第4のキャリア」としての地位を確立してきている楽天モバイルは、格安の料金サービスが魅力的ですが、同じく低料金である他の格安 SIMと比べてどうなのか紹介していきます。
結論から言うと三大キャリアから楽天モバイルに乗り変えるのがお勧めですし、その他の格安SIMからも楽天モバイルに乗り変えするのもおすすめです。
楽天モバイルと格安SIMとの比較
格安SIMとは、三大キャリアから通信回線を借りて低料金でサービスを提供している通信会社のことです。
格安SIMと違い楽天モバイルは、自社回線を持っており、その上で格安SIM並みの低料金を実現しています。
他社に依存している格安SIMに比べて、自社回線を持っている楽天モバイルは低料金であることを考えれば、大きなアドバンテージと言えるでしょう。
格安SIMの特徴としては、3GB未満の低容量を対象としており、ワイモバイルやUQモバイルなどのサブブランドに比べて低料金になっています。
また楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」の弱点である3GBから20GBの間の区切りとなる料金プランを、提供していることが特徴となっています。
格安SIMのデメリットとしては、三大キャリアの回線を借りているため、回線が遅くなるということがあるということです。
三大キャリアの回線を使っているので、通信は安定してると考えられるかもしれませんが、回線が混んできた時、三大キャリアは三大キャリアのユーザーを優先して利用させています。
そのため回線が混雑した時には、格安SIMの通信回線速度が遅くなるということが起きているのです。
また料金も格安SIMは、低料金でありますが、それでも楽天モバイルの方が安くなっています。
楽天モバイルは、通信回線がつながらないという評判がありましたが、2022年には人口カバー率96%を達成しており、新規回線も徐々に広まりつつあります。
そういったことを踏まえると、格安SIMよりも楽天モバイルの方が、通信回線の品質が良い上に低料金ということでおすすめです。
次に格格安SIMと楽天モバイルとの比較をしていきたいと思います。
楽天モバイルと格安SIMであるUQモバイルの比較
楽天モバイルと格安SIMで人気のあるUQモバイルの比較をしていきます。
楽天モバイルは、通信容量の制限がなく無制限で使えますが、UQモバイルの場合には25GBまでとなっております。
パソコンのテザリングなどで大量のデータを使いたい場合には、やはり楽天モバイルの方がおすすめです。
料金の比較をしても、UQモバイルの方が楽天モバイルよりも高いことが分かります。
3ギガまでのプランの場合には、UQモバイルの場合には月額1,628円です。
これに、通話料が30秒で22円かかるので、かなりの金額になってきます。
例えばUQモバイルで1ヶ月1時間半の通話をした場合には、通話料が 3,960円になります。
つまり3GBまでのプランで、通話料を加えた場合、5,588円になります。
一方で楽天モバイルの場合には、1,078円で済みます。
CMなどで認知度が高くなっているUQモバイルですが、料金からすると楽天モバイルの方がはるかにおすすめなのが分かります。
ただしUQモバイルは、1時間半を使うような場合には、かけ放題プランがあるのでそちらを使った方が良いでしょう。
かけ放題プランは、月額1,870円で使えるため、月額料金の1,628円と合わせると 3,498円です。
かけ放題プランを使った場合にも、やはり楽天モバイルに軍配は上がります。
そして何よりも楽天モバイルのメリットというのは、1GBまでは通信料がゼロ円ということです。
私のように、Wi-Fiで接続する人であれば、毎月の通信料はゼロ円になります。
楽天モバイルと格安SIMのワイモバイルの比較
楽天モバイルと格安SIMのワイモバイルの比較をしていきます。
使えるデータ容量は、楽天モバイルが無制限なのに対して、ワイモバイルは25GBまでとなっています。
3GBまでの料金プランの場合には、ワイモバイルは2,178円の月額制です。
比較すると、楽天モバイルは1,078円なので半分ぐらいの価格で利用できることになります。
しかも楽天モバイルは、通話料が無料なため通話し放題でこの値段です。
料金プランから見てもデータ容量の制限から見ても、格安SIMのワイモバイルよりも楽天モバイルの方がおすすめでしょう。
私は元々ワイモバイルを使っていたのですが、ワイモバイルは特におすすめしません。
ワイモバイルは、こちらには分からないように料金を安く見せて、実は高く取るということをしているからです。
ワイモバイルのホームページの料金プランを見れば分かるように、あたかも3GBまでは990円で利用できるかのように見えます。
しかしこれは家族で入って二台目以降の値段であり、1台目の値段はその倍以上の価格がするのです。
私がワイモバイルに入っていた時は、1年契約で1年が終了すると、料金が途端に高くなるということがありました。
今はそのプランはなくなってるのかもしれませんが、会社としてワイモバイルは信頼置けない会社だと思います。
楽天モバイルと格安SIMであるMineoの比較
格安SIMの中でも低料金で満足度が高いというのが、マイネオです。2021年のオリコンの調査によれば格安SIMの中で満足度が1位になっています。
マイネオの料金体系は楽天モバイルよりもやや高めになっています。しかし楽天モバイルにはない5GB、10GB といった途中の刻んでいる料金プランがあるのが特徴です。
そしてあまり知られてないかもしれませんが、マイネオには中速度のパケット使い放題というサービスがあります。
1.5Mbpsで月額385円のデータ使い放題というものです。
その1.5Mbpsというのは、どれくらいの速さかと言うと動画もスムーズに見られるだけの十分な速度であることが分かっています。
ある程度使う方であれば、1,298円の1GBにこのパケット放題プラスをつけて、使い放題にすれば月額1,600円ぐらいでデータが使い放題になります。
こういった使い方をすれば楽天モバイルよりも、安い料金プランが実現できます。
しかし楽天モバイルには通話料無料という特典があるため、それでも比較するとやはり楽天モバイルの方がおすすめではないでしょうか。
あるいは、通話は楽天モバイルで、通信は、マイネオという2台持ちもいいかもしれません。データも通話も使い放題で、月額1,600円くらいで利用できます。
楽天モバイルと格安SIMであるIIJmioの比較
格安SIMとして有名なIIJmio としても、やはり3GBから20ギガの間の料金プランが豊富です。
3GBではちょっと不安があるという方には、楽天モバイルと比較すると、IIJmioが魅力的にうつっているかもしれません。
格安SIMであるIIJmioと楽天モバイルを比較すると、料金は格安SIMであるIIJmioの方が少しだけ安い形ですが、ここに通話オプションが加わると楽天モバイルの方がはるかに安くなります。
例えば通話し放題の場合の料金を、比較してみましょう。
IIJmioの場合には、2.9GB使った場合、基本料金990円+通話オプション990円で合計1,980円です。一方で、楽天モバイルの場合には、1,078円なので断然安くなっています。
楽天モバイルと格安SIMの比較まとめ
この他にも格安SIMの会社は、多くありますがどれも似たような形です。
料金について比較すると、楽天モバイルの方が、やや安めで通話料を加味すると、楽天モバイルの方がはるかに安い場合が多いです。
また楽天モバイルは、他の格安SIMと違い、自分の会社で回線を持っているため、回線速度が遅くなるということがありません。
楽天モバイルは、繋がりにくいという評判がありましたが、2022年には96%の人口カバー率を達成しており、これからも回線を拡大していくと予想されます。
そういったことを考える場合、三大キャリアからも格安SIM からも、楽天モバイルに乗り移ることはおすすめです。
毎月の固定費である携帯料金を安くすることで、生活の質を向上することが可能です。
楽天モバイルを実際に使った感想は、こちらです。
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