楽天モバイルとmineoを併用して通話もデータ通信も使い放題!

その他の格安SIM

料金の安い楽天モバイルですが、楽天モバイルとmineoを併用するとさらに安く利用することができます。楽天モバイルとmineoの併用をすることで、月額2,343円で通話・データ通信し放題が可能です。

楽天モバイルで通話し放題、mineoのパケット放題Plusというオプションを利用すると1.5Mbpsデータ使い放題になります。

ネコちゃん
ネコちゃん

今回は、楽天モバイルとmineoの併用について詳しく解説します。

楽天モバイルの通話し放題とmineoの1.5Mbps使い放題を併用する

楽天モバイルを使っている人は1,078円、2,178円、3,278円のどれかの料金プランで使用しています。

(出典:楽天モバイル 「料金プラン詳細」)

データ通信は、多くなればなるほど料金が上がっていきます。

しかしmineoのパケット放題Plusのオプションを楽天モバイルと併用すれば、合計2,343円で通話し放題、データ通信し放題という環境が作れます。

(出典:mineo 「パケット放題Plus」)

mineoのパケット放題Plusとは、1.5Mbpsでデータが使い放題というサービスです。月額385円です。

楽天モバイルとmineoの併用した料金プランは、以下の通りです。

携帯会社プラン料金(月額・税込み)
楽天モバイル3GBまで1,078円
mineoシングルプランのデータ通信1GB880円
mineoパケット放題Plusで1.5Mbps使い放題385円
合計2,343円
楽天モバイルとmineoの併用した料金プラン

楽天モバイルとmineoの併用の使い方

併用の使い方は、通話は楽天モバイル、データ通信はmineoという方法です。そして、データ通信について、1.5Mbpsでは時間がかかるOSアップデートやソフトダウンロードなどは、楽天モバイル(〜3GB)とmineo(〜1GB)の高速通信を利用します。

mineoの1.5Mbpsって遅くないの?

mineoのパケット放題Plusというオプションは、高速通信ではなく、1.5Mbpsの中速度の通信が使い放題というサービスです。

1.5Mbpsというとあまりに遅く使い物にならないのではと考える方もいらっしゃるかもしれません。

ワンコくん
ワンコくん

しかし実際に1.5Mbpsを体験したmineoユーザーの声は以下の通りです。

ブーちゃん
ブーちゃん

そしてサービスごとの使い心地は、以下の通りです。

つまりメールやメッセージだけでなく、SNS、ウェブサイトの閲覧、YouTubeの動画視聴などは利用できる人がほとんどのようです。

月額385円でこれだけのサービスが使えるのであれば、十分なのではないでしょうか。

楽天モバイルの通話し放題とmineoの1.5Mbps使い放題の併用がおすすめの人、おすすめでない人

楽天モバイルとmineoのパケット放題Plus併用をおすすめする人は、データ通信を月20 GB以上する人です。20 GB以上利用する人は、楽天モバイルでは3,278円になりmineoとの併用する方が安くなります。

パソコンのテザリングなどで使っているような人は、mineoのパケット放題Plusを使っていくと良いでしょう。

ちなみに、mineoのマイネ王という掲示板では、パケット放題Plusによるテザリングでソフトをダウンロードした場合の時間が、書かれています。約40 MBのソフトをダウンロードした場合、ダウンロード時間は5分ということでした。特に使えないレベルではないです。

またmineoのパケット放題Plusをテザリングする場合には、Wi-FiよりもBluetoothによる通信がおすすめです。通信速度はWi-Fiよりも遅くなりますが、消費電力に優れるので、スマートフォンでテザリングする場合におすすめです。

そもそもパケット放題Plusは、1.5Mbpsという速度制限があるので、Wi-Fiにしても速度が出るわけではありません。

一方で楽天モバイルとmineoのパケット放題Plusをおすすめしない人は、月に3GB以下しか使わない人です。

自宅や会社等のWi-Fiをメインで使い、モバイル通信をほとんどしない人にとっては、mineoのパケット放題Plusの効果がなくなってしまいます。

Wi-Fiをメインで使い、モバイル通信をほとんどしない人であれば、楽天モバイルの1,078円で使い放題、通話し放題、通信は安定という環境が実現できます。

楽天モバイルの通話し放題とmineoの1.5Mbps使い放題併用のメリット

ネコちゃん
ネコちゃん

楽天モバイルの通話し放題とmineoの1.5Mbps使い放題併用のメリットは、以下の通りです。

  • 通話し放題
  • データ通信し放題が安く実現
  • 高速通信が4GBまで使える
  • 楽天モバイルの電波の悪さをカバーできる

通話し放題

月額2,343円で、通話し放題というメリットがあります。格安SIMにおいて一般的には、30秒22円の通話料金がかかります。

例えば1ヵ月に1時間半通話をした場合には3,960円通話料金がかかります。

その他の格安SIMで通話時間を一定以上する場合には、通話し放題オプションを付けるのが一般的です。

例えば、LINEMOの場合、通話定額が1,650円です。通話オプションに3GBのミニプラン990円を追加すると、それだけで2,640円になり、楽天モバイルとmineoの併用プランより高くなります。

しかもデータ通信は、3GBまでという制限があります。

つまり楽天モバイルを使うだけで、通話し放題について、お得になります。

データ通信し放題が安く実現

モバイル通信をたくさんする人にとっては、お得に使えるというメリットがあります。

ネコちゃん
ネコちゃん

楽天モバイルで月に20GB以上使う場合には、mineoと併用したほうが以下のように安くなります。

使い方料金
楽天モバイルのみ 20GBまで2,178円
楽天モバイルのみ 20GB越え3,178円
楽天モバイルとmineo併用2,343円

楽天モバイルとmineoのパケット放題Plusを併用すれば、20GB以上使う場合、月に835円お得になります。

つまり併用すれば、楽天モバイルだけ使っている場合よりも、年間10,020円節約できるのです。

高速通信が4GBまで使える

楽天モバイルとmineoのパケット放題Plusを併用すると、最大4GBまで楽天モバイル3GB+mineo1GB毎月高速通信を使えるようになります。

モバイル通信の基本は、mineoのパケット放題Plusの1.5Mbpsの中速度を使い放題を使っていきます。

しかしソフトウェアのダウンロードやOSアップデートなど容量が多く必要な場合には1.5Mbpsではあまりに時間がかかってしまう場合があります。

そのような場合には4GBの高速通信を使い、ダウンロードすることが可能なのです。

4GBあれば大体のソフトウェアは、容量以内でデータをダウンロードできます。

楽天モバイルの電波の悪さをカバーできる

楽天モバイルは、以下のようにまだ基地局が少なく電波が入らない場合があります。

携帯会社4G/LTE5G
ドコモ259,5847,135
au190,4695,935
ソフトバンク177,1116,580
楽天モバイル18,4131,448
【2022年5月公開】2021年の基地局数

そこで、モバイル通信は、mineoを使うことで電波が悪い状況をカバーできます。mineoは、ドコモ、au、ソフトバンクを選べます。

(出典:mineoサイト

楽天モバイルの通話し放題とmineoの1.5Mbps使い放題併用のデメリット

ブーちゃん
ブーちゃん

楽天モバイルの通話し放題とmineoの1.5Mbps使い放題併用のデメリットは、以下の通りです。

  • 楽天モバイルの電波が入らない場合、mineoで通話しなければならない
  • DSDVデュアルSIM対応機種1台かスマホを2台準備する必要がある
  • 通話は、Rakuten LInkからしかできない
  • 時間帯や環境によって通信速度が遅くなることがある

順に説明します。

楽天モバイルの電波が入らない場合、mineoで通話しなければならない


楽天モバイルの電波が入らず通話したい場合には、mineoの通話を使わなければいけません。

mineoの通話は30秒22円かかります。

楽天モバイルの電波は、人口カバー率97%以上(2022年4月時点)と発表していますが、まだまだカバーしているエリアでも電波がつながらないことがあります。

そのため外出時、通話したいときにどうしてもmineoを使わなければいけないことが出てくるかもしれません。

その場合には通話料金がプラスされてかかってきます。

対策としては近くに楽天モバイルの電波が入りそうなところまで移動して、通話するという方法があります。

通話をRakuten LInkからしかできない


楽天モバイルで通話無料を実現するには、Rakuten Linkのアプリを使う必要があります。(有料で通話あれば、標準アプリも使えます。)

つまり通話するために標準のアプリではなく、Rakuten Linkを開く必要があります。

この面倒くささを回避するには、Rakuten Linkアプリのリンクをスマートフォンに表示させておけば、標準アプリのように手軽に使えます。

DSDVデュアルSIM対応機種かスマホを2台準備する必要がある

楽天モバイルとmineoを併用するには、2台のスマホを持つか、DSDV「Dual SIM Dual VoLTE」という2つのSIMカードを1台で使用できるスマホを準備する必要があります。

デュアルSIM対応端末であれば、2つの回線を同時に待ち受けできるため、通話は楽天モバイルで、データ通信はmineoでおこなうといったような使い方ができます。

しかし、DSDVの機種を選ばなければいけないため、選択肢が狭まるデメリットがあります。

DSDVの機種には1枚のSIMとeSIMを使用できるタイプと、1台のスマーフォンに2枚のSIMを差し込み、2つの回線を同時に利用できるタイプがあります。

eSIMは、スマートフォンに内蔵されているもので、iPhoneXR/XS/XS Max以降の機種等には、対応しています。

Android端末でもDSDVに対応している機種は沢山あります。

興味のある方は、「DSDV 機種」などで検索してみて下さい。

例えば、こちらでDSDV(デュアルSIM)対応端末が分かります。

楽天モバイルとmineoを併用するためのステップ

ネコちゃん
ネコちゃん

楽天モバイルとmineoを併用するためのステップは、以下の手順です。

楽天モバイルとmineoを併用するためのステップ
  • STEP1
    スマホの準備(2台or併用できる機種を選ぶ)
  • STEP2
    SIMロック解除が必要な場合はする
  • STEP3
    楽天モバイルを契約する
  • STEP4
    mineoを契約する
  • STEP5
    APNを設定する
  • STEP6
    2種類のSIMを設定する

順に説明します。

【STEP1】スマホの準備(2台or併用できる機種を選ぶ)

はじめに楽天モバイルとmineoを併用する際に、スマホを二台保有するのか、1台保有するのかを決めます。二台のスマホを保有する場合には、好きなスマホを楽天モバイルやmineoなどから購入すると良いでしょう。

1台のスマホで併用する場合には、併用できる機種を選ぶ必要があります。

楽天モバイルで購入できるデュアルSIM対応機種は、以下の通りになります。

iPhoneiPhone14シリーズ
iPhone 13シリーズ
iPhone 12シリーズ
iPhone SE(第3世代)
AndroidOPPO Reno5 A
AQUOS sense6
その他調べてみて下さい

iPhone14シリーズは、nano-SIM(物理的なSIM)1回線とeSIM(スマホの中に入っているSIM)1回線という運用、eSIMを2つ設定した組み合わせ、どちらにも対応しています。

OPPO Reno5 Aは、排他的デュアルSIMスロット対応です。

Android端末については、他にもあるかもしれないので、楽天モバイルサイトから調べ、それぞれデュアルSIMに対応しているか検索してみて下さい。

【STEP2】SIMロック解除が必要な場合はする

au、ドコモ、ソフトバンク等で購入した端末にSIMロックがかかっていると、他の会社で利用できません。

これから楽天モバイルやmineoのSIMを入れたくても、SIMロックがかかっている状態では使えません。

そこでSIMロックがかかっている場合には、SIMロックの解除を行う必要があるのです。

SIMロックの解除は、購入した携帯会社のウェブや店頭でおこなえます。

SIMロックの解除の方法は、以下の通りです。

ちなみに楽天モバイルで販売している製品は、すべてSIMフリー製品なのでこの作業は必要ありません。

【STEP3】楽天モバイルを契約する

(出典:楽天モバイル

続いて楽天モバイルの契約をします。通話は楽天モバイルを使うため、楽天モバイルで契約した番号が自分の電話番号になります。そのため楽天モバイルの契約は、MNP乗り換えによりおこないます。

MNP(Mobile Number Portability)乗り換えとは、携帯電話の番号が引き継がれるというサービスです。

MNP乗り換えの手順は、以下の通りです。

MNP乗り換えの手順
  • STEP1
    利用中の携帯会社でMNP予約番号発行してもらう
  • STEP2
    楽天モバイルでMNP乗り換えによる契約をする

【STEP4】mineoを契約する

(出典:mineo

次にmineoを契約します。契約する順番は、mineoからでも楽天モバイルからでも、どちらでも大丈夫です。

mineoを契約する際には、高速通信は最小限にするため1GBのデータ通信のみ(シングルタイプ)880円を選びます。そしてオプションに、パケット放題Plusを追加します。

通話は楽天モバイルで行うため、データ通信のみを選びます。

あまりに楽天モバイルの電波が入ら携帯から楽天電波確認できます、通話も時々mineoでする必要がある場合には、音声通話+データ通信(デュアルタイプ)1,298円の方を選びます。

【STEP5】APNを設定する

続いてAPN設定を行います。

APN設定とはアクセス(A)ポイント(P)ネーム(N)の略で、スマートフォンにインターネット接続先を認識させるというものです。

格安SIMを利用する場合には、必ず設定する必要があります。

APNの設定に必要なものは、SIMカード等の設定を行うスマートフォンだけです。

iPhoneの場合にはWi-Fiに接続しておく必要があります。

APNの設定方法は、iPhoneとAndroidで異なりますので、それぞれキャリアが紹介する方法を参考にしてみてください。

【STEP6】2種類のSIMを設定する

次に2つのSIMにそれぞれ音声通話とデータ通信を割り当てます。設定内容は、以下の通りです。

  • 楽天モバイル:音声回線
  • mineo:データ通信

iPhoneとAndroidの設定方法は、以下の通りです。

  • IPhone:設定→モバイル通信→デフォルトの音声回線→楽天モバイルを選択、モバイルデータ通信→mineoを選択
  • Android:設定→ネットワークとインターネット→モバイルネットワーク→アクセスポイント名で詳細を設定

Androidは、詳細設定について、端末機種によって異なりますので、端末の公式サイトなどで調べてみてください。

楽天モバイルとmineoを併用して通話もデータ通信も使い放題

楽天モバイルとmineoの併用した料金プランは、以下の通りです。

携帯会社プラン料金(月額・税込み)
楽天モバイル3GBまで1,078円
mineoシングルプランのデータ通信1GB880円
mineoパケット放題Plusで1.5Mbps使い放題385円
合計2,343円
楽天モバイルとmineoの併用した料金プラン

楽天モバイルの通話し放題という長所とmineoの1.5bpsデータ通信使い放題という長所をそれぞれいいとこ取りした方法です。

通話もデータ通信もたくさんしたいという方は、この楽天モバイルとmineoの併用がおすすめです。

ただししばらくの間は、楽天モバイルは電波がつながらないところがあるため、注意した方が良いでしょう。

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